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№1141 たまには動物はいかが、「ゾウ」

№1141 たまには動物はいかが、「ゾウ」
 幼児のアイドル動物と言えば「ゾウさん」だ。うちの子も2才か、3才ころまではゾウさん、ゾウさんと言っては喜んでいた。長女はーちゃんが2才の時、家族で沖縄に行ったが、水牛を見ては「ゾウさん」「ゾウさん」と喜んでいた。かわいかったな。

 だんだん、年齢も大きくなって、いつのまにか子供たちの大好きリストからゾウさんが外れていった。しかし、私の場合、この年になってもゾウさんは大好きな動物の一つだ。

 陸上最大の動物なのだが、かつては全世界に分布していた。マンモスなどは広く北方に分布していて、マンモスを追いかけて人類も北に分布が広がり、さらに人類は北アメリカ、南米に分布を広げていったという話もある。人類がゾウ狩りをやりすぎて、ついにマンモスは滅んでしまった。

 全身、毛で覆われ、巨大な牙を持つマンモスが残っていたらどんなにすばらしいか思う。人類が滅ぼしたというところが罪つくりだ。我がご先祖のしたことで種が滅んだので、ゾウを思うたびに神様に申し訳ないと思っている。

 宇宙は巨大な亀に支えられている。その亀の甲羅の上にはゾウが円陣を組んで立っており、ゾウの背中には地上界が支えられている。白ゾウは神の使いで、マーヤを妊娠させ、お釈迦様が生まれた。

 インドのゾウの神様と言えば、ガネーシャですかね。ガネーシャヒンドゥー教の一柱だ。「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」ということらしい。商売、学問の神様で、4本の手を持ち、なぜか牙が片方折れている。おとうさんに怒られて刃物で切られそうになったところを牙で受け止めたらしい。

 ともかく、商売繁盛、恵比寿さんのような神様で、どんな厄災も取り除いてくれるらしい。「夢をかなえるゾウ」(水野敬也作、飛鳥新社)という小説があり、テレビドラマかされたが、おもしろかった。ガネーシャにとりつかれたサラリーマンがガネーシャの課題をこなして、ついに成功を勝ちとる物語だ。

 ちなみに、作者水野敬也さんは我が母校、愛知県東海高校出身で、次男なーちゃんの先輩でもある。とういうので、保護者のおかあさん方から成功者として絶大な人気を得ていた。おかげで、私も「夢をかなえるゾウ」の番組を見ることができた。

 中小企業法務を心がける私としても、お稲荷さん、恵比寿さんとならんでガネーシャは信仰しなくっちゃいけない神様の一つだ。