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№1075 楽しい中国語

№1075 楽しい中国語
 中国語会話の勉強にかなり集中している。と言っても、仕事もあるのでとれる時間は限られている。今の私は、「すべての隙間の時間を中国語に当てる」という強い決意で臨んでいる。一粒の落ち穂も積もれば山となる。

 例えば、通勤時間。自宅から地下鉄駅まで10分ほど歩くのだが、必ず中国子会話の録音を聞く。全ての移動時間はテキストを読んで歩いたり、スマートフォンの録音を聞いたりの繰り返しだ。

 例えば、待ち時間。これは座れるのでとても貴重な時間だ。まるで小学生のように漢字を繰り返し繰り返し書いている。地下鉄で座った時はとても嬉しい。約25分間、集中して中国語の勉強ができる。

 例えば、風呂の時間。スマートフォンのボリュームをあげて、中国語会話の録音を機器ながら風呂に入る。

 ともかく、二宮金次郎状態が続いていて、歩いていても看板やポスターで漢字が出てくると思わず中国語読みをしようと頭が勝手に動き始める。日本語の看板もなんだか中国語の看板のような錯覚を起こすことがある。

 おかげで先生には褒めてもらえる。よく進んでいますね。発音がきれいになりましたね。もう、ここまでやれてるんですか。最近はちょっと実力がつき始め、ほんのちょっと会話が分かるようになってきた。

 とてもかわいい中国人先生に褒めてもらい、一生懸命中国語で話せるよう働きかけてくれる。帰り際に「再見」手を振ってもらうとまたやる気が出る。私の場合、こういう動機は欠かせない。そういえば、小中学校の時もきれいな先生のためには俄然張り切っていたな。今になっても性格は全く変わっていない。

 中国語というのは日本語にとてもよく似ている。当たり前と言えば当たり前だが、日本語と同じ単語が頻繁に出てくる。例えば、交通事故は中国語も交通事故だ。読みは違うが文字は全く同じだ。かわいいは可愛いと書くが、中国語は「可愛」と書き、「カー・アイ」と発音する。

 西洋風の言葉は日本から輸入していて、日本語で漢字を当てたものをそのまま使っている。経済は経済と書く。銀行も銀行だ。ただ、最近の横文字はなかなか見つからない。例えばグローバリゼーションを翻訳しようとしたが、辞書にものっておらず、まだどう訳していいか分からない。

 というので、基礎的な文法さえある程度マスターすれば、読むぐらいのことはできるかもしれない。明日は上海科学院の方々が名古屋にやってくるので、ちょっと、中国語でご挨拶してみようかな。