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№1040 中国語の楽しみ

№1040 中国語の楽しみ
 ニイハオ

 中国語会話教室に通い始めて早1ヶ月。あと2週間ぐらいで初心者コースが終わるのだから我ながら努力していると思う。

 えらいかな。普通は半年以上かかるコースだからけっこういい線をいっているではないだろうか。

 これも,私の個人レッスンを担当している2人の先生のおかげだ。私のコースは週二回で,それぞれ先生が違う。思えば,英語を始めた中学校のころ,若い女の先生などがやってくるとそれそれは嬉しかった記憶がよみがえってくる。

 私には2人の息子がいるが,どうも私と違う。私などは女性教師が大好きで気に入ってもらうためにあれやこれや言っていたように思うが,うちの子はぜんぜんだ。特に長男ひーちゃんはまじめでつまんない。さすが優等生だ。

 ともかく,動機が不純であろうとなかろうと中国語レッスンは楽しい。
 中国語会話を思うのだが,中国人というのはつくづく自己主張の強い人たちだと思う。
 まず,発音からして違う。中国語はよく喉を使って発音する。これは聞いてもらえば分かるが,喉から出す声というのは,喉をふるわせるためよく響く。おまけに四声と言って,抑揚が大きいものだから,アピール力は強い。

 中国の古典を中国人はよく知っていた。
 当たり前だって。しかし,中国社会主義革命が一応あって,マルクス主義を標榜している。中国の古典は封建的だということで嫌われていると思っていた。しかし,かなりよく浸透している。講師の女の子(先生)に,孫子を読んでると言ったら随分食いついてきた。史記も読んだといったら喜んでいたぞ。史記の中の誰が好きかといわれたので,墨子老子がいいといったらますます喜んでいた。

 ともかく,中国何千年かの歴史で,何度も王朝が滅び,異民族との交流も進み,世界経済の中心だった中国は国際交流しやすい言語ができあがり,何千年かの誇りのルーツに殷,周,春秋,戦国,漢といった古代の中国の思想があるようだ。