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№1015 安里屋ユンタ

 籠橋さんちの子供は3年ごとに生まれている。長男ひーちゃんは昭和63年10月、昭和最後の年に生まれ(正確には昭和は64年まであるが)、長女ハーちゃんは平成3年、次男なーちゃんは平成6年に生まれている。

 子供が生まれ始めた頃、籠橋家では2年に1回程度、石垣島に家族旅行に出かけていた。最初は夫婦二人だけで、その次はひーちゃんが、続いて、はーちゃん、なーちゃんが生まれて家族5人で旅行にでかけたりしていた。

 私たちは石垣島竹富島には必ず寄る。必ず水牛車に乗って島内を観光する。そして、必ず水牛車のおじさんが安里屋ユンタを謳うのを聞く。はーちゃんなどはまだ幼児で、水牛を見ては「ぞうさんぞうさん」と叫んでいたものだ。かわいかったな。

 この水牛車観光は何んてことのないコースなのだが、案内がふるっていた。ここが郵便局ですとか、ここが島一番の長生きが住んでいる家ですとか、ここは小学校ですとか、これぞ竹富島という感じだ。しかし、今では星野リゾートが進出したとかで、なんだかいやな予感がする。

 石垣島ではレンタカーを借りて、米原ビーチには必ず行った。美しい海岸で、海岸部には大きなアオサンゴがあって、ひーちゃんは「脳だ。」「脳だ。」と叫んでいた。ちっちゃな長女はーちゃんは脳のようなサンゴが怖くて、お父さんに抱きついて離れなかった。今とは大違いだ。赤ちゃんだったなーちゃんは寝てばかりいた。


 本当は安里屋ユンタのことを書こうと思ったのですが、調べてみると、この歌の由来もずいぶんいろいろあって、とりあえずまた今度ということにしました。