私はあいち中小企業家同友会の経営相談室室長を引き受けている。今回、「専門家活用術」というテーマでシンポジウムを開催することになった。経営相談室は、同友会委員の専門家会員で構成されていて、弁護士、税理士、経営コンサルタント、社労士が連携して総合的な経営相談に応じるもので、非常に質が高い相談活動を実施している。
専門家を利用する能力も経営者の能力の一つだということで,弁護士、税理士、経営コンサルタント、社労士活用術を紹介することにした。
(すみません。明日のことです。)
「挨拶文」
2008年秋ころ、リーマンショックを契機に金融不況が始まり、3年が経として、厳しい情勢が続き、日本経済の構造そのものが変わりつつあります。3・11の災害はこの変化をさらに加速させているのではないでしょうか。
ともかく、この間の不況下、多くの企業が事業の見直しを迫られ、組織体制の変革も余儀なくされました。事業変革の課題を実践する上では専門家の協力は不可欠ではないかと存じます。
とりわけ、この時期に求められる専門家像はどんな専門分野であれ、経営に踏み込んだ相談スタイルではないかと考えています。経営者の事業戦略の発見、事業戦略に沿った専門的な情報の提供、こういった専門家像が求められていると思います。
「ポイント」
ここでは「経営に踏み込んだ」というところが重要だ。
経営者と気持ちを同調させて、同志的な考え方でベクトルをあわせた相談ができるというところに経営相談室の特徴がある。
経営相談室を利用されたい方は、是非、同友会に入会してください。他府県の同友会でも利用可能だと思います。