名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

№702 我が社の経営指針

№702 我が社の経営指針
■ 当社の理念
 我が社の経営理念は、「全ては依頼者の幸福のために」というものだ。我が社は個人が自由に自己実現ができることが幸福の源であると考えている。法律はそのために奉仕する。
 例えば、中小企業の社長が自らの夢のために会社を運営発展させていくが、様々な要因がそれを妨げる。弁護士は法律を使って、社長に立ちはだかる阻害要因を取り除くし、明快な選択肢を示して社長の決断を応援する。それが会社の幸福だ。

■ 当社の指針
 理念を実現するためのプロセス、ロードマップとして経営指針がある。それは自社独自のビジネスモデルを構築することと同じである。我が社は次の指針を掲げている。

1. サービスの高品質化。
「信頼と安心」を基礎に確実に仕事をこなしていくことは事業活動の全ての基礎だ。顧客は確実な仕事の遂行と報告の「電話」を待っている。

2. 管理会計
 組織が適切にマネジメントされるためには正確で早い情報が不可欠である。会計が明確で現在に追いついていることは基礎の基礎だ。

3. 期待を上回るサービス
 専門性は顧客の知らない領域に対して答える義務がある。顧客の期待する解決の方向に対して、知らない領域の知識、技術、行動をもって応えることで期待を上回ることができるだろう。当事務所の経験と人のネットワークは時代に合わせた必要なサービスを提供できる。

4. 社員の満足
 社員満足の基準は仕事に責任をもって応えることができるかどうかである。社長にない能力をもって責任を果たすことができたかどうかである。責任ある仕事により顧客は社員に感謝し、社員は仕事に生き甲斐を感じる。社員の満足と顧客の満足は表裏の関係であり、組織はその目的のために組み立てられていく。

5. オープンコミュニティへの参加、その構築
 我が社のビジネスモデルのキーワードは「オープンコミュニティ」である。中小企業の経済的な競争力や自律性が向上するためには相互の連携による事業の発展が不可欠である。当事務所は相互の連携というコミュニティの中核となることにより顧客を拡大していく。
 
6. 海外対応とくに中国
 中小企業の海外進出を支援し、あわせて中小企業の国際的展開に関与していく。

■ 最後に
 どのような理念、指針も実行しなければ意味がない。各指針については前進のための基準を明確にし、特定の時期までに基準を達成したかどうかの検証が不可避である。社長であるトップマネジメントは実行のための強い意志をもって統制する必要がある。