名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

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企業経営

№1836 ビジネスモデルだけでよいか?

№1836 ビジネスモデルだけでよいか? ビジネスを展開する場合、私たちは常に「私たちの顧客は誰か?」という問いを問い続ける。顧客のセグメントを明確にして、私たちを支持してくれる顧客の動きを読みつつ事業を展開する。 私たちは顧客はなぜ私たちを支持…

№1833 目標達成の業績マネジメント

№1833 目標達成の業績マネジメント 「課長塾」(日経PBムック)は営業チームの課長の役目について記載されている。プレインパートナー社の和田一男さんの記事はシンプルで実にわかりやすい。 課長は営業チームという集団の成果を最大化しなければならない。…

№1831 営業力強化法

№1831 営業力強化法 課長塾(日経ビジネス)には「『質と量』高める営業力5段強化法」という記事がある。とてもためになるので一読をお勧めしたい。コンパクトでわかりやすい文書なので要約が難しいが、ためになるフレーズを抜き出してみる。 STEP 1 効率的…

№1824 企業連携に何を求めるか

№1824 企業連携に何を求めるか 何でも集まればいい訳ではない。企業連携する価値があるかは常に戦略的に考えられるべきだ。戦略とは自社の社会内での存在意義を確認して、その存在意義の発展させる全ての行為ということになるのだが、その戦略に即して企業連…

№1822 課長塾 営業戦略を明確にする

№1822 課長塾 営業戦略を明確にする 日経ビジネス「課長塾」はかなりおもしろい。 営業にかかわる部分はためになるので我が事務所になんとか応用できないか考えている。 営業を行う場合、そもそも良い商品で無ければ売ることができない。良い商品でも顧客と…

№1821 営業戦略ってなんだろう

№1821 営業戦略ってなんだろう 「課長塾」(日経ビジネス)第7章は「営業」がテーマだ。部下を率いる課長はどのようにして営業成績を上げていくのだろうか。 日経ビジネスでそもそも営業戦略とは何かという基本問題に立ち返っている。 筆者は、商品力と販売…

№1814 不確実な中で選択する本当のポイント

№1814 不確実な中で選択する本当のポイント 先行き見えないところでも社長は選択しなければならない。リスクをとって、利益を生み出すという選択だ。 リスクがあるからやめとこうというのであれば、何もしないことが一番のリスク回避なってしまうことすらあ…

№1806 不確実性分析

№1806 不確実性分析 「不確実性分析」(ネクスプレス社)を読み始めた。 マイケル・ポーターは未来に不確実性がある場合にどのような方法で戦略を選択するかについて述べている(「競争優位の戦略」537頁)。 それは予想される未来の構造を作り上げる作業だ。…

№1798 環境がリーダーを作る

№1798 環境がリーダーを作る 仕事の関係でリーダーシップについて考えている。 リーダーシップは才能にかなり依存するように思う。しかし、才能に依存するのはリーダーシップばかりではない。歩く、走る、文字を書く、歌を歌う、テストができる、みな才能の…

№1797 経営者をアセスメントする

№1797 経営者をアセスメントする 現在、私はある会社の建て直しの仕事に関与している。経営者も含めて経営陣をアセスメントし適切な体制構築をアドバイスするのが私の任務となっている。まだ、整理中だがアセスメント項目を作ってみた。これは単なる項目で、…

№1796 優れた経営者の条件

№1796 優れた経営者の条件 あるコンサルティング会社によると役員となるべき人材であるかとうかアセスメントする場合、3つの観点があるという。 ① 市場構造、事業構造、収益構造のリンケージ(相互関係)を語れるか。 ② 事業固有の成功要因を特定できるか。 …

№1783 データマネジメント

№1783 データマネジメント 膨大な消費者情報をいかに活用するかは大企業では必須の課題となっている。データ解析を高度化することによって判断の精度をあげていこうのがデータマネジメントの神髄だ。大企業では現場と経営陣との距離が大きいため、経験的な「…

№1776 MA(マーケッティング・オートメーション)

№1776 MA(マーケッティング・オートメーション) 「最新マーケッティングの教科書2016」(日経BP)はなかなかおもしろい。データドリブン(data driven)という考え方は大量の顧客データを瞬時に処理し、日々の事業に改善を加えようというものだ。このアイディ…

№1774 経営者は人格者でなければならない

№1774 経営者は人格者でなければならない あながた経営者であるなら、人格者たらんとめざすべきだ。経営者が人格者であるとはどういうことだろうか。最近、中国の古典や論語を読んだりしているので「徳」という言葉が気になる。 1. 経営者は会社文化の象徴で…

№1773 データマーケッティング

№1773 データマーケッティング コンピュータとインターネットの発達でマーケッティングの状況も一変している。 マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧…

№1769 正しく経営、正しく発展

№1769 正しく経営、正しく発展 経営者の不徳から経営危機に陥る事例は後を絶たない。 経営者の不徳は会社全体に蔓延する。経営者が「利益」を目的とし、金儲けに走れば、経営者と従業員は対立関係を生む。従業員は「しぼるだけしぼり取られてている」と思う…

№1736 会社の発展段階と管理職の育成、社長の人格

№1736 会社の発展段階と管理職の育成、社長の人格 中小企業の発展段階を考えると、優秀な管理職を育成できるかどうかが最初の大きなターニングポイントとなる。創業者が一人で活動を初めて人を雇い、徐々に人が成長する。成長した人間が、また次の新しい人を…

№1704 同友会は会議が多いけど

№1704 同友会は会議が多いけど 私の所属する中小企業家同友会では、会との関係が深まれば深まるほど会議が増えてしまう。時には会議が多すぎていやになってしまうのだが、会議に参加することで「文化」を共有できるいことは実は企業経営にとって有利に作用し…

№1677 おもしろそう,インバウンドマーケッティング

№1677 おもしろそう,インバウンドマーケッティング インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)のコンセプトは「オンライン上のコンテンツを利用して潜在顧客を企業上のウェブサイトに誘導し,その企業のマーケッティングの刷新を後押しする」というコ…

№1659 社長,それってすごくないですか。

№1659 社長,それってすごくないですか。 当事務所では時々中小企業向けのセミナーを実施する。法律問題ででセミナーを開いても面白くないので,企業経営に必要な「センス」にかかわるテーマを選んでいる。今日はこれから小出宗昭先生の講演だ。 小出先生は…

№1654 「ちかごろちょっと・・・」とイノベーション

№1654 「ちかごろちょっと・・・」とイノベーション 名古屋のニュービジネス協議会では最近新しい試みを実践している。 その1つ,会員による交流だ。 全会の交流会はテレビ愛知からの報告だった。テーマは「イノベーションを生み出す魔法の言葉」だ。さすが…

豊橋講演「百戦百勝の事業支援」 お知らせ

豊橋講演「百戦百勝の事業支援サポート術」のお知らせ 当法律事務所の豊橋事務所では小出宗昭先生をお招きして講演会を行います。みなさま,是非ご参加ください。 小出先生は富士山の麓,富士市のf-Biz(富士市産業支援センター)で活躍されています。自社製…

№1608 大人気「万能ソケット」ソーシャルメディアの使い方

№1608 大人気「万能ソケット」ソーシャルメディアの使い方 フェイスブックで万能ソケットの動画をシェアしたら,なんと439人の「いいね!」が」あった。この数は日々増え続けている。 → https://www.facebook.com/takaaki.kagohashi/posts/803196709773709?c…

№1593 高技術中小企業はいかに生まれたか

№1593 高技術中小企業はいかに生まれたか 「グローバルニッチトップ企業論」(白桃社)を読み始めだんだん終盤に近づいてきた。この本はすぐれている思う。 この本の問題意識は高技術中小企業がどのようにして誕生してきたか,どのような企業戦略を持ってい…

№1587 会社経営は行き当たりばったり?

№1587 会社経営は行き当たりばったり? 事業計画を組んで将来を展望し,着実に経営実績を積み上げていく。これが誰もが理想とするマネジメントだ。 しかし,実は経営は案外いきあたりばったりではなかろうか。成功した経営者は何か自分に運のようなものがあ…

№1581 競争優位をいかに保持するか

№1581 競争優位をいかに保持するか 企業の競争力は製品の品質,デザイン,企画力など多くの要素からなりたっている。マイケル・ポーターは競争要因について「5つの力」を示していることは有名だ。 そのなかで,「グローバル・ニッチトップ企業論」(白桃書房…

№1536 インターネットで顧客を伸ばす

№1536 インターネットで顧客を伸ばす ウェブサイトを開いて顧客を獲得することを考えた場合要件は次のようになる。 ① 意図が明確で見栄えのよいサイトを開く ② サイトが特定のキーワードによく反応するようにする ③ サイトを通じて応答した顧客によく反応す…

№1514 社内のいじめの芽をつむ

№1514 社内のいじめの芽をつむ いじめは高じれば会社の安全配慮義務違反となり賠償問題が発生する。そうでなくてもいじめのない会社が望ましいことは言うまでも無い。いじめは社内の雰囲気を悪くするし,会社全体の士気を落としていく。会社は楽しいところで…

№1493 組織が組織を作っていく

№1493 組織が組織を作っていく 組織では何もかも社長一人で行うことはできない。 社長が手の届かないところでも組織は動く必要がある。社長のいないところでも組織が自分で自分を成長させる仕組みが必要となる。あるいは,社長が代わっても組織が存続するこ…

№1491 情勢分析が経営者の指導力を生む

№1491 情勢分析が経営者の指導力を生む マーケットの流れを読み解くというのはかなりおもしろい。 そして,経営者にとってマーケットシグナルを読み解くことは単に事業戦略を策定するにとどまらない効果がある。それは,従業員を初めとした関係者に事業参加…