名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

№2384 プラットフォームビジネス

私の顧問先がプラットフォームビジネスの展開を計画しているので、そのことを調べている。 プラットフォームは「サービスのシステム」を供給するビジネスだ。通常、売り手と作り手がパイプラインのように直接つながって取引する。しかし、プラットホームビジ…

№2383 スマイルカーブ

サプライチェーンと呼ばれるモノの生産販売の流れは、企画・設計、開発、生産・組立、販売、サービスとつながっている。現代社会ではこの上流部と下流部に利益が集まりつつある。こうした、上流部、下流部に利益が高くなり、生産、物流と言った中間部分の利…

№2382 ミレニアム世代

幼児期からインターネットに接してきた世代をミレニアム世代とか、ジェネレーションZとか言うらしい。インターネットというグローバルでありながら、けっこう狭いコミュニティを作ったり、あらゆる情報をインターネットから得ている彼らはいくつか特徴を持っ…

№2381 ティール組織のエッセンス

CEOなどトップマネジメントから管理職が広がるピラミッド組織は分かりやすい。しかし、ティール組織(英治出版)はわかりにくい。 ティール組織は誰もが同等の権限を持っている。 だけど、平等でもない。 だけど、階層的構造はあり得る。ティール組織では集…

№2380 コロナ不況と盛和塾塾長講話

新型コロナウィールスが経済に影響し始めている。事業者の間では仕入れができないなどと言った言葉がかなり聞こえる。こんな時に私たちはどう対応したらいいのだろうか。今は閉塾してしまったが、盛和塾では何度も不況対応について塾長稲盛和夫氏が講演して…

№2379 サプライチェーンマネジメントの法的課題

倉庫事業を展開するお客様と顧問契約したので、最近サプライチェーンマネジメントの勉強を進めている。IOTやAIの発達により、サプライチェーンが急速にスマート化している。DASとか、DPSとか分からない言葉が飛び交っている。 ①通信システム、②輸送手段、物…

№2378 ティール組織におけるリーダーシップ

ティール組織(英治出版)は職場を小単位に分け、単位が自主的に組織を運営していく。 フレデリック・ラルーはティール型自主的組織では、「トータルレスポンシビリティ」という組織の誰もが組織全体に責任を負っていると考える。 現場のあらゆる人間が自分…

№2377 税務調査と質問応答記録書

申告の時期がやってきた。申告が終われば税理士さん税務調査対応に追われることだろう。税務調査にどう対応するかでお客さんの評価は大きく変わる。私の依頼者でも税務調査で税務署と渡り合い、相当量減額させたり、還付を獲得したりすると非常に感謝される…

№2376 社員が自主的に役割を見つけ自由に発展する組織

京セラ稲盛会長は西郷南州をこよなく尊敬し、その南州翁遺訓から多くを学んでいる。業績と役職ついての次の言葉をしばしば引用されている。 「何程国家に勲労(くんろう)有り共、其(その)職に任えぬ人を官職を以て賞するは善からぬことの第一也、官はその…

№2375 社員の自主性と全体の統一性

社長は会社が利益を生み出せるようリーダーシップを発揮する。経常利益率10%以上、社会進歩への貢献、高い品質、社員の物心両面の幸せ、国際市場への参入と立派な会社作りに専念しなければならない。 社長は常に会社全体の声を聞き、会社の住む場所を常に高…

№2374 ノウハウの提供の無理強い

中小企業は独自のノウハウで生き延びているのだが、大企業は製造方法やレシピを教えろとか、図面を出せとかあれこれ無理強いしてその提供を求めてくる。こういうときには独占禁止法を利用して企業と交渉するのも有効だ。 もちろん、正面から戦ったのでは二度…