名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

№2313 汚染不動産の売買

№2313 有害物質ある不動産の売買 商品の欠陥を「瑕疵」という言い方をします 工場用地などは売買契約後に有害物質や廃棄物の存在が発覚することがあるため契約上注意を要する。こうした有害物質などについては法律上に「瑕疵(かし)」とか「欠陥」とかいう言…

№2312 外国人採用トラブル

№2312 外国人採用トラブル 顧問先で最近外国人雇用が問題になっている。改正入管法が大きく報道されているせいかもしれないが,実際外国人労働者が増えているためだ。厚生労働省も外国人雇用に関する注意事項を発表している。 → https://www.mhlw.go.jp/cont…

№2311 中国の経営者たち

№2311 中国の経営者たち 中国で隆盛する稲盛哲学 稲盛和夫氏が塾長を務める盛和塾は世界各地にあり,中国にもある。しかも,1万4000人の塾生のうち7000人が中国人になっているそうだ。しかも,私が知る限りでも中国の塾生の企業規模は桁違いに大きい。従業員…

№2310 幸せって何だろう

№2310 幸せって何だろう 経済よりも心の豊かさが大切だ 1976年,非同盟諸国首脳会議でブータン国王は “Gross National Happiness (GNH) is more important than Gross National Product ” 「国民総生産量より国民総幸福量の方が大切だ」と述べた。今では幸福…

№2309 経営者の生きた声に学ぶ

№2309 経営者の生きた声に学ぶ 1. なぜ,経営者から学ばなければならないか 中小企業法務をめざす弁護士としてはすぐれた経営者の生きた声から現場の呼吸のようなものを学ぶことはとても大切だ。そうした勉強をして,依頼者が本当に必要な情報を提供できる。…

№2308 社員を丸裸にする

№2308 社員を丸裸にする 機関誌「盛和塾」 京セラ稲盛氏が塾長を務める盛和塾では機関誌を発行して塾長との座談会や講話の記録が載せられている。機関誌第4号は1993年に発行されこの時期の塾長は60代で気持ちも若い。 社員を丸裸にする 「うちの会社の幹部に…

番外 盛和塾機関誌第9号

番外 盛和塾機関誌第9号 稲盛経営を集中的に勉強している。機関誌1号から順番に読んでいるが,知ったつもりになっているということほど怖いものはない。 1994年発行の盛和塾第9号では「経営の原点11ヶ条」が掲載されている。 「今までは皆さんに『稲盛経営7…

№2307 顧客要望の設備投資と発注責任

№2307 顧客要望の設備投資と発注責任 顧客から設備投資の要求があっても,自己責任 顧客などから一定の生産を発注するから是非体制を整えてほしいという強い要望がある場合がある。かなりの生産量が見込めるから伝えられと高額な設備,人員の配置など行うこ…

№2306 本当は自分の金儲けのため?

№2306 本当は自分の金儲けのため? 稲盛さんの葛藤 京セラ稲盛和夫氏が稲盛さんを務める盛和塾機関誌第8号は1994年発行で稲盛さんが60才ころの話が掲載されている。稲盛哲学完成に向けて意識が集中している一方,葛藤もみられる。そこの悩みが私たちが稲盛哲…

番外 盛和塾機関誌第7号

いろいろためになる話はありますが,塾長稲盛和夫氏のお話で最も印象に残ったのは孟子の引用部分でした。 「仁は人の心なり。義は人の路なり。その心を放して求むるを知らず。人,鶏犬を放することを有すれば,すなわち之を求むるを知る。心を放することを有…

番外 機関誌第121号

番外 機関誌121号 ゴールデンウィーク家族が集まりました。動物占いでもりあがりました。家族で機関誌を読み合わせたわけではありません。機関誌121号は経営者は哲学が大切であるというのが詳しく述べられていました。企業はリーダーを超えては存在すること…

№2305 動物占い

№2305 動物占い 長女ハーちゃんは動物占いの愛読者だ。イラストがかわいいということらしい。ゴールデンウィークで家族が各地から集まりひとしきり話題になった。 おとうさんは「おおかみ」 動物占いのおおかみキャラは「一匹オオカミ」のイメージで作られて…

№2304 社員に愛されたい,感謝されたい

№2304 社員に愛されたい,感謝されたい 社員に愛されたいという考え 稲盛経営哲学の勉強に集中しているが,自分に足りないものは何だったのだろうといつも考えさせられる。私の場合,最大の課題は「社員に感謝されたい」という気持を意識的に消してきたとこ…

№2303 経営者の信念と発展する組織

№2303 経営者の信念と発展する組織 稲盛経営哲学を集中的に勉強している。機関誌は平成4年に創刊され,今日は第6号を読んだ。稲盛さん,この時は59才じゃないかな。「燃えてる」って感じだ。第6号,フィロソフィ座談会のテーマは「燃える集団づくりをめざす…