名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

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2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

№2284 キャッシュベースの経営

№2284 キャッシュベースの経営 京セラ稲盛会長は企業家に対してキャッシュベースの経営をせよと教えている。誠和塾の例会でこのキャッシュベース経営の意味について議論になった。 ドラッカーは今の決断こそ大切だという 戦略上の意思決定において問うべき問…

№2283 在庫

№2283 在庫 盛和塾という企業家の勉強会で「在庫」がテーマとなった。トヨタでは「在庫」は「罪庫」という言葉があるそうだ。 在庫は空間の最有効利用を妨げる 在庫は空間を必要とするのでその管理費用の支出につながる。在庫空間がじゃまをして他に必要な活…

№2282 外国人労働者の処遇

№2282 外国人労働者の処遇 グローバリゼーションは人の交流も促進されます 少子高齢化社会がまったなしになって政府も外国人労働者の受け入れを本格化し始めた。今や製造業関係では外国人採用が当たり前になりつつある。昨今の人手不足からなんとか外国人を…

№2281 ビジネス法務の勘所

№2281 ビジネス法務の勘所 企業の法務部向け雑誌「ビジネス法務」2019年4月号は契約書審査を特集している。企業内法務部の関心事がわかり,企業法務を扱う弁護士にとっても参考になる。 企業法務はビジネスの「賞味期限」との勝負 企業法務にとって重要な要…

№2280 やってくれたな カラス君

№2280 やってくれたな カラス君 やってくれたな。カラス君。 明日ゴミを出すつもりで玄関にゴミ袋を置いておいたらカラスにやられた。玄関前はバナナやミカンの皮,捨てた肉じゃが,エンドウ豆,キャベツ,プラスチックゴミと見るも無惨に一般廃棄物(法律の…

№2279 ティール組織と企業成功の法則

№2279 ティール組織 ティール組織の発想はドラッカーの発想とよく似ている ティール組織(英治出版)を繰り返し読んでいる。著者フレデリック・ラルーの発想はドラッカーによく似たところがある。私の考えではドラッカーは組織人であっても個人の自由,自己実…

№2278 「Xデー」,倒産の日

№2278 「Xデー」,倒産の日 当事務所のポリシー 当事務所の基本方針はどんな時でもあきらめない。最後の最後まで依頼者につきあっていくというものだ。それでも,倒産してしまう時がある。いったい倒産の日というのはどのようなものだろうか。 「倒産」って…

№2177 「工楽松右衛門」事件

№2177 「工楽松右衛門」事件 「工楽松右衛門」ブランド 原告NPO法人高砂物販協会は「工楽松右衛門」(くらくまつうえもん)が江戸時代に開発した帆布を忠実に再現して,町おこしブランド「松右衛門帆」の販売を始めた。ウェブを見るとかなりまじめな取り組みで…

№2276 自主的に会社が運営される

№2276 自主的に会社が運営される 成功している企業は自主的に運営される 中小企業の場合(大企業でもそうかもしれないが),すぐれた企業は社員が自主的にものごとを決めている。 規模の小さな会社の場合,わかりやすい 規模の小さな企業の場合,職制を決めた…

№2275 グリフォン

№2275 グリフォン グリフォンは頭が鷲,胴体がライオンという幻獣だ 強さ,美しさ,誇り高さはいつも私たちの憧れだ。グリフォンはそのいずれもが備わっている。グリフォンの胴体からは羽が生えていて空も飛べる。グリフォンの持つ冒険心は私たちの想像をか…

№2274 勉強になるなあ。朝ドラ「まんぷく」

№2274 勉強になるなあ。朝ドラ「まんぷく」 NHK朝ドラ「まんぷく」を毎日見てるぞ NHK朝ドラ「まんぷく」では萬平さんが即席ラーメンを開発して成功の第一歩を踏み出した。まだ始まったばかりなのに,なんと,即席麺の特許を無料開放する一方で「日本即席ラ…

番外 私は信頼されていない

番外 どうでもいいこと 私は稲盛和夫さんの「利他の心」について考えている。 自分はどうだろうか。 相手のことを考え,社会のことを考え,自分のことを考えるときも会社や社会の一員としての自分を大切するという発想が必要と思う。 私は信頼されていない。…

№2273 経営者,君,あきらめることなかれ

№2273 経営者,君,あきらめることなかれ 経営がとことんうまくいかないことがある 事業がうまくいかないことがある。銀行への支払いが債務不履行になることもある。手形が不渡りになることもある。ああもうだめか,破産だなと覚悟を決めることもある。 あき…