名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

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2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

№2162 スパンオブコントロール

№2162 スパンオブコントロール 一人が管理できる人数には限界がある スパン・オブ・コントロール(span of control)というのは,一人の管理職(だいたい課長)が管理できる人数の範囲,限界のことを言う。確かに,一つの会議で適正に議論できる人数はせいぜい7…

№2161 注文者からの指図

№2161 注文者からの指図 請負では仕事完成は請負人に任されています 請負契約では注文者(施主)の思いを実現することになるが,それは最初の契約で決まる。どんな仕事の内容は最初に決まっていて,それをどんな方法で作るかは請負人の裁量に任されている。い…

№2160 一番はじめは一の宮

№2160 一番はじめは一の宮 子供の頃,数え歌を歌っていた。いつ覚えたかわからないが,母親が歌って教えてくれたことだけは確かだ。数え歌なんて今の子はほとんど歌わないだろう。お手玉,お手まりなんて言葉も死語になりつつある。 願かけの歌で,私が覚え…

№2159 ダンバー数

№2159 ダンバー数 コミュニティーの人数には限りがあるのでは? 私はかねがね,一人の人が接する数には限りがあると思っていた。「ダンバー数」という考えがあるそうだ。人間の集団が安定的であるための最大数がダンバー数だ。Wikiによると,「ダンバー数(英…

№2158 中小企業M&Aの注意事項

M&A

№2158 中小企業M&Aの注意事項 中小企業の出口戦略としてM&Aを利用する場合には大きく2つのタイプがある。一つは多額の借金を抱えていてそれを精算する方式,もう一つは価値ある会社を売って大きな利益を得ようという場合だ。同じM&Aでもニュアンスが違う。 …

№2157 IoTと中小企業の商機

№2157 IoTと中小企業の商機 IoT / Internet of Thingsが当たり前に語られるようになってきた。IoTは時代の流れだ。中小企業家はIoTが作ろうとしている時代を見据えて自分たちの商機を作り上げる必要がある。 センサーは家の中,道路,駅,電車,工場,飛行機…

№2156 年俸制で勘違いすること

№2156 年俸制で勘違いすること 年俸制でも割増賃金が発生します 「うちは年俸制だから残業代はいらない」などと言っている経営者はいないだろうか。 プロ野球選手では年俸という言葉が出てくる。これは,労働者の具体的成果,業績を評価して賃金を払おうとい…

№92 会社にヤクザがやってきた。5箇条の対応法。

№92 会社にヤクザがやってきた。5箇条の対応法。 弁護士はヤクザを相手にすることがあります 会社,特に小売りをやっている事業者は時々変なクレームを付けられる。ヤクザ の存在はまれで,直接現役のヤクザと接したことがある人は多くはないだろう。弁 護士…

№2155 春のうらら

№2155 春のうらら ここのところうららかな春が続いている。春のやわらかな日差しと言えばうららだ。「ゆらゆら」という言葉が転じて「うらうら」となり,さらに転じて「うららか」なったらしい。春の空気にはゆったりとしたり,うきうきしたり,どんなテンポ…

№2154 eコマース時代倉庫業務の注意事項

№2154 eコマース時代倉庫業務の注意事項 eコマース時代の倉庫業務 eコマースの発達で,倉庫業務も革命的な変化が相次いでいる。アマゾンなどは物流拠点をどんどん建設している。①空間をより徹底的に有効に利用し,②倉庫滞留期間をいかに短くするか,③人員…