名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

№1152 クロード・モネ

№1152 クロード・モネ 高校時代の友人にモネが大好きな男がいた。当時、絵画などにほんとんど興味がなく、絵画の鑑賞など縁のないものと思っていた私は絵画に関心をある人が同級生にいるということにとても驚いた記憶がある。 彼はモネの睡蓮を褒めていた。…

ちょっとだけ ビジネス戦略「逆選択」 adverse selection

ちょっとだけ ビジネス戦略「逆選択」 adverse selection 「今日から即使える 『最強ビジネス戦略51』」(朝日新聞出版社)を毎日1つ読み始めた。「要点だけ」と銘打ち,2ページで1論点,寝る前の3分,1論点はあっという間に読める。できるだけ紹介したい。…

№1151 社長の突然死

№1151 社長の突然死 長く弁護士をやっていると社長が突然死するケースに対応しなければならないことがある。 中小企業の場合、社長=企業のようなところがあるから社長が突然死すると大混乱をきたす。誰かが社長をやらなければならないが、子供がまだ若かっ…

番外 かあさん、これ危なくない?

番外 かあさん、これあぶなくない 妻は私に冷蔵庫の中を見られることを本当にいやがる。 「庫」というだけあって、なんでもかんでも置いてある。手当たり次第に置いてあるので崩落の危険でいっぱいだ。ちょっと手を入れると、納豆パックとか、ピザとか何か落…

番外 有酸素運動

番外 有酸素運動 血圧が高くなって、すっかり高齢者予備軍になってしまった。医師からはやせるように勧められ、キャベツダイエットをやってみた。効果てきめん。一気に5kgやせ、現在は80kgぐらいで落ち着いている。しかし、食事ダイエットはどうもいけない。…

№1150 世界史の波に乗りたい!

№1150 世界史の波に乗りたい! 私が小学校5年生ぐらいだったころ、近所の大学生が遊んでくれたことある。彼はたぶん学生運動などしていたのではないかと思うがよく分からない。時々、私によくわからない事を言っていた。 「将来何になりたい?」と聞かれて、…

№1149 困った老人、再雇用の問題

№1149 困った老人、再雇用の問題 高年齢者雇用安定法の改正により、ともかく65歳まで雇用することが義務づけられた。多くが60歳定年+継続雇用制度ではないだろうか。継続雇用制度もうまく整えておかないと問題が起こる。 定年するような人は職場でも指導的…

ちょっとだけ ビジネス戦略「インセンティブ」

ちょっとだけ ビジネス戦略「インセンティブ」 「今日から即使える 『最強ビジネス戦略51』」(朝日新聞出版社)を毎日1つ読み始めた。「要点だけ」と銘打ち,2ページで1論点,寝る前の3分,1論点はあっという間に読める。できるだけ紹介したい。要点のさら…

№1148 定年退職+継続雇用

№1148 定年退職+継続雇用 弁護士はおよそ法律の問題ならなんでも対応する。しかし、全ての問題に詳しいわけではない。相談があって初めて問題の検討に入ることは少なくない。私の場合、中小企業法務を専門だと言っているが、やはり全部に詳しいわけではない…

№1147 退職と解雇、違いはあるの?

№1147 退職と解雇、違いはあるの? 労資の関係は労働契約によって結ばれている。退職も解雇も法律的に言うと労働契約の終了を意味する。 一般的に労働契約の終了には、定年、契約期間の満了、辞職、合意退職、解雇などがある。 【合意による退職】 できたら…

№1146 共に働くパートナー

№1146 共に働くパートナー 私が所属している中小企業家同友会では「労資見解」という文書を持っている。これは経営者の経営責任、労働者の権利の尊重、事業発展という労使双方の共通の目標で成り立っている。 これは、労働者の権利は憲法や法律で守られた部…

№1145 ばあさん元気ないぞ

№1145 ばあさん元気ないぞ 籠橋家では婆さんは、生きたご先祖として敬っている。週に1回は必ずご機嫌うかがいに出かけている。子供らが名古屋に帰ってきた時にはご機嫌伺いをさせている。 婆さんは呉服の行商で一稼ぎし、私達兄弟を育ててきた根性は実に偉大…

№1144 退職勧奨

№1144 退職勧奨 会社本来の立場からすれば、社員は生かしてナンボだ。社長のきまぐれで社員をクビにするなどということはあってはならない。しかし、世の中には困った社員に出会ってしまうこともある。その場合には手を尽くした上で解雇ということもあるだろ…

№1143 困った社員、「問題社員」

№1143 困った社員、「問題社員」 最近、私達弁護士の間でも「問題社員」という言葉がよく出てくるようになった。 「問題社員」と言われている例には、協調性が無く、人の揚げ足ばかりとる社員、遅刻が多く、顧客対応も後手に回ることが多い社員、すぐに切れ…

№1142 労働組合の取り扱い

№1142 労働組合の取り扱い 私は経営者は実はいつも怖がっているのではないかと思うことがある。 社長と社員との間には一体感があるようで実は管理する側とされる側に分かれてしまう。社長は会社経営に最後まで責任を持つが、社員はその立場にない。この差が…

ちょっとだけ ビジネス戦略「瀬戸際戦略」

ちょっとだけ ビジネス戦略「瀬戸際戦略」 「今日から即使える 『最強ビジネス戦略51』」(朝日新聞出版社)を毎日1つ読み始めた。「要点だけ」と銘打ち,2ページで1論点,寝る前の3分,1論点はあっという間に読める。できるだけ紹介したい。要点のさらに要…

№1140 籠橋家のゆれ

№1140 籠橋家のゆれ 私たちは3年ごとに子供を産んでいるため、ここ10年ぐらい3年ごとに大学受験を経験している。長男ひーちゃんも、長女はーちゃんも1浪しているし、次男なーちゃんも浪人してしまった。おかげで、なんだか大学受験ばかりしているようで、籠…

№1139 部下の強みを生かす責任

№1139 部下の強みを生かす責任 「ドラッカー名言集」(ダイヤモンド社)より 部下の弱みに目を向けることは、間違っているばかりか無責任である。上司たる者は、組織に対して、部下一人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。そしてそれ以上に、部下に…

№1138 非公開会社の株式譲渡

№1138 非公開会社の株式譲渡 中小企業の大部分は株式の譲渡制限を設けている。本来株式はいつでも売り買いできるものだが、小さな会社の場合、変な人に事業に介入されはこまる。そこで、会社法は譲渡制限という制度を設けている(会社法107条1項1号)。 中小…

番外 なーちゃん、はげを心配する。

番外 なーちゃん、はげを心配する。 まだ18歳の次男なーちゃんだが、すでにはげるのを心配しているらしい。おあかさんに頼んでリアップを買ってきてもらった。おいおい、マジかよ。なんだか、こういうところは幼いね。ところがだ。なんと、リアップは20歳未…

№1137 アベノミクス

№1137 アベノミクス 籠橋家では株でもうけたお金で家族旅行をすることにしている。今年はアベノミクスのおかげでこれまでの損を取り戻し、利益をあげることができた。なーちゃんの入試は残念だったが、来年の合格を祈願して家族でバリに旅行した。 円安が続…

№1136 できる人間・・・・

№1136 できる人間・・・・ 自戒をこめて・・・・・・ 1. できる人間は約束を守る。 2. できる人間は時間を守る。 3. できる人間は応答が早い。 4. できる人間は根拠が持つ。 5. できる人間は視野が広い。 6. できる人間は無駄がない。 7. できる人間は睡眠を…

№1135 社長の不適格、新社長の選任

№1135 社長の不適格、新社長の選任 最近社長が失踪したという相談を受けた。こういう事件は3年に1回ぐらいある。借金でクビがまわらなくなって社長が逃げたとか、社長が大きな失敗をして逃げ出したとか、当然のことながらあまりいい話はない。 あるいは、社…

№1134 損益分岐点

№1134 損益分岐点 最近は会社経営の危機に関する相談が多い。 中小企業の場合、特に小規模企業の場合、損益分岐点すら理解されていない場合が多い。そのため、自分がどこで利益をあげるつもりなのか、どこで利益をあげているのか、どこで損をしているのかの…

№1133 ひーちゃんの就活

№1133 ひーちゃんの就活 長男ひーちゃんは大学院に入っていて、現在就活の真っ最中だ。最近は就職のことで相談を受けることも多い。 ひーちゃんは理系だし、研究機関のある企業に就職したいと考えている。弁護士の場合、文系中の文系というようなところがあ…

ちょっとだけ ビジネス戦略「コミットメント」

ちょっとだけ ビジネス戦略「コミットメント」 「今日から即使える 『最強ビジネス戦略51』」(朝日新聞出版社)を毎日1つ読み始めた。「要点だけ」と銘打ち,2ページで1論点,寝る前の3分,1論点はあっという間に読める。できるだけ紹介したい。要点のさら…

№1132 不動産ファンド

№1132 不動産ファンド 弁護士をやっていると時々不動産ファンドに出くわすことがある。 不動産ファンドとは、投資家等から集めた資金で不動産を購入し、転売や家賃収入によって収益を上げ、また投資家に還元する仕組みのことを言う。不動産ファンドを仕掛け…

№1131 従業員の持株

№1131 従業員の持株 株式会社会社では従業員に自社の株式を持たせ、さらに持株会を作っているところがけっこうある。 大企業の場合、これが福利厚生の一環となっている。市場価格よりも割安に株式を割当て、それを持株会で運用してもらうことによってきちん…

№1130 深川洲崎十万坪

№1130 深川洲崎十万坪 安藤広重と言えば、「東海道五十三次」、日本橋から京都三条大橋まで多彩な風景画を残したことで有名だ。優しく緻密な画風は、同じ風景画でも葛飾北斎とはずいぶん違う。旗本だった安藤広重が家督を譲って画家として独立したのが36歳、…