名古屋・豊橋発,弁護士籠橋の中小企業法務

名古屋,豊橋,東海三県中小企業法務を行っています。

№2415 デッドコピー

模倣品のことをデッドコピーというが,著作権や意匠権,特許権などの知的財産権を侵害する可能性がある。この場合,販売や輸入の阻止が可能となるが,知的財産権がないような場合には不正競争防止法を利用することになる。同法は「商品の形態(当該商品の機…

№2414 医師の応召義務

民法上は医院と患者との契約は準委任契約となります。委任契約というのは依頼者の指示に従って依頼者のために「事務」を行う契約です。契約ですから,引き受けるか否かは本来自由です。しかし,医には公共性があります。また,医療行為は医師が独占している…

№2413 合弁契約書の作り方

顧問先に対する私たちのサービスとして合弁契約書の作成というものがあります。例えば,中国やベトナム企業との間で何らかの事業提携を行い合弁契約を作成する場合などがそうです。最近は中国企業が日本に進出してくる例も増えているように思われます。弁護…

№2412 新型コロナウィルスに対する院内対応

新型コロナ感染防止と医師,看護師,技師など医療現場職員の安全との関係は法律上どのようになっているのでしょうか。病院職員に予防接種を義務づけることもできるのでしょうか。 名古屋E&J法律事務所へのお問い合わせはこちら → http://www.green-justic…

№2411 認知症と意思決定

高齢者の認知症では加齢と共に脳に障害が生じ,徐々に認知機能が低下していく。判断力や意志力も低下する。長年つれそってきた長男夫婦に対して,突然腹を立て,そこに嫁に行った妹が登場して,お母さん,お父さんを連れ出したあげく,施設に入れ,さらには…

№2410 従業員のミスによる賠償問題

従業員がミスして第三者に損害を与えた場合,誰に賠償責任があるだろうか。法律上はミスした本人に当然賠償責任があるが,使用者責任と言って,雇い主にも責任が発生する(民法715条1項)。 使用者責任によって被害者に賠償した場合,使用者が従業員にその分求…

№2409 健康食品の表示問題

コロナ禍,空気浄化,ウィルス除去製品などの商品が売り出されている。食品や化粧品の分野でも,病気の予防,健康増進をうたった商品が売り出されている。しかし,こうした商品は時に誇大広告になりがちであり,表示にかかわる様々法律との関係に注意しなけ…